「第12回世界韓人の日」記念式と2018世界韓人会長大会閉幕式が10月5日、ソウルで開かれ、世界韓人会長団(約400人)や政界関係者ら計550人が参加した。「韓人の日」記念式で文在寅大統領は韓半島の平和プロセスを説明するとともに、「在外同胞は祖国の発展に寄与したが、在外同胞関連法が十分に機能せず残念だ。政府レベルでできることから始めたい」と強調した。また、文大統領から呉公太民団中央本部常任顧問に無窮花章が授与された。
文大統領は「子どもらが母国を忘れないようにわが国の文化、歴史と韓国語教育を拡大する。韓民族としての自負心をもちながら、居住国の社会で堂々と根をおろすよう支援する」と強調した。また、民団中央本部の呉公太常任顧問に「同胞社会の団結と『ヘイトスピーチ対策法』成立など同胞の法的地位伸張に寄与するとともに、韓日間の主要行事や災難時に募金活動をした」として無窮花章を授与した。
一方、韓人会長大会では在外同胞財団の韓祐成理事長が「大会期間中、母国と居住国の同胞社会発展のため尽力している会長らの姿に深い感銘を受けた。今後の母国の平和政策と繁栄に力と知恵を集め、世界に伸びていく原動力として懸け橋の役割を果たしてほしい」と歓送辞を述べた。
このたびの大会では、会長らが自発的に準備した1800万ウォンの奨学金がグローバルハンサンドリームに伝達された。奨学金は国内外の次世代人材が、学び、成長する環境づくりに使われる。
康京和外交部長官は午餐会で「在外国民がいつでもどこでも充分な領事協力を受けることができるようインフラを拡充している」と述べた。
また、外交部が5月にオープンした海外安全センターは、政府の100大国政課題のひとつとして、▽海外での事件・事故を24時間モニターし初動対応▽在外国民にリアルタイムの安全情報提供-などの役割を説明した。
閉会式に先立って開かれた全体会議では▽韓半島の平和定着のための母国政府の努力を積極支持▽母国の青年層の海外進出支援▽在外同胞関連の韓国憲法条項明文化要請▽韓民族の相互理解と和合増進のための「在外同胞記念館」建立要望など5つの条項を盛り込んだ決議文を採択した。
掲載日 : [18-10-10]
http://www.mindan.org/news_view.php?number=353
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Source: おもしろ韓国ニュース速報